映画「天然コケッコー」

映画「天然コケッコー」

映画「天然コケッコー」を観ました。
内容は小中学校合わせて全校生徒6人しかいない田舎の分校。家族ぐるみの付き合いをしているのどかな学校。そんな学校にある時東京から転校生の大沢(イケメン)がやってきました。
学校で一番年上の中学2年の右田そよはシティボーイのおおさわにときめくが、その大沢(イケメン)の口が悪く粗暴で今時な感じのシティボーイ(マジだりぃーよ的なノリ)に幻滅します。
大沢(イケメン)はどうやら右田そよに一目ぼれしました。
くらもちふさこ原作の同名人気少女漫画を、『リンダ リンダ リンダ』『松か根乱射事件』の俊英山下敦弘が映画化。
山下監督はこういった淡々とした「ありそうな平凡な青春」を撮らせると右に出るものはいないでしょう。
僕はこういう淡々としてありそうな平凡なストーリーが大好きなのです。
自分の黒い心が洗われる気がします。
また夏帆演じる右田そよが僕の心臓をストレートに矢で貫いてくれました。
つまり胸キュン騒ぎなのです。可愛すぎます。
こんな女の子に惚れない男はいないでしょう。
素朴で真っ直ぐで優しくてしかし思っているところをなんでも口に出してしまうところがあり、たまにそれで人を傷付ける時があるので落ち込む時もある。自分に素直なのです。素直というのは時に人を傷付けてしまいます。
といっても大したことではないのですが。
また、大沢(イケメン)は粗暴で口が悪いがさりげない優しさを垣間見せることが何度もあります。
根は優しい性格なのだよと見せつけんばかりのナチュラルなさりげなさであります。こんな男に惚れない女はいないでしょう。ちきしょう。
そんな大沢にそよは心も動かされていきます。ちきしょう(涙)

ストーリーは本当に淡々としています。
激しいアクション以外は眠気が来る人には気持ち良く寝れるでしょう。
しかし思ったのはやはり東京の人は家庭不和が多いということです。
この大沢君の家庭も問題を抱えています。
シティボーイ特有の「だりぃー」的なノリはその家庭の問題が来ているのでしょう。
素朴な青春映画の中に日本の問題を若干ではあるが提示しているのかもしれません。田舎という環境は悪い情報も入ってきません。
限られた中での遊び、限られた中での人付き合い。自然とのふれあいの中素朴な生活で田舎特有の家庭スタイルで育った子に悪い子はいないでしょう。
人は弱い。だからこそ環境に影響されるのです。
環境に全く影響されない人間などいません。
いくら強かろうとも影響されるものであります。
そよと大沢の純粋な恋愛を見せつけられていくにあたって僕の心にはそのうち妬みが入ってきます。そしていつも思うのはこうです。
「俺も青春したい」
大沢が着ていたジャケットが欲しかったそよはちゅーと引き換えに頂戴とねだります。
大沢はそよとちゅーをしたかったのだがそれを知ったそよの交換条件です。
何か少し悪いことをしている気がしてみているこっちが若干不安になりました。この映画、とにかくそよが可愛いです。
言えるのはそれだけであります。

そよの可愛さだけでご飯3杯はいけます。
普段の都会の喧騒から離れてのどかな青春で癒されたい方に是非お勧めします。